君のいる町

桜と共にやって来たあいつ
寄りかかったあいつの重さとぬくもりが、今でも背中に残っている

熱で倒れた時に、あいつが持ってきたりんご
目を閉じれば、その香りまで昨日の事のように思い出せる

俺の知らないあいつが言った、二度目の初めまして
背中に当たる日差しが、冷たい風へと、変わっていった

夕陽が眩しくて、見ていられなかったあいつの笑顔
すでに勝負は、決まっていたのかもしれない

やっと辿り着いた、あいつの真実
大切にしたい物がわかった時、答えを見つけられる

あいつの残した優しさが、胸に突き刺さる
咲いていない桜の下で、俺達は立ち尽くした

笑顔と元気をくれたあいつを、裏切る事はできない
星よりも眩しく輝く町の明かりに、俺は誓った

そばにいても遠い、あいつの横顔
捨てようとした思い出を、捨てきれない自分は、苦しい

ためらいがちに伸ばされる、あいつの手
その時、風がざわめき、草がなびいた

あいつが指差す水面に、花火が映り込んでいる
光の欠片が、胸の奥の奥に仕舞い込んだ気持ちを、照らし出した

責められる言葉よりも、あいつの流した涙の方が胸に痛い
だけど、寄り添う君がいるから
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テーマ : アニメ - ジャンル : アニメ・コミック

Tag : 君のいる町 瀬尾公治 少年マガジン 君町 広島 内山昂輝 みみめめMIMI 次回予告 予告 アニメ

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