ひぐらしのなく頃に祭 (ポエム)

誰が犯人かって?
それを探す物語に決まってるでしょ?
誰が犯人かって?
そもそも「何の」犯人かわかってる?
誰が犯人なの?
私をこれから殺す犯人は誰?!

あなたの見たいものは、なんですか?
私がそれを見せてあげましょう。
あなたの聞きたいことは、なんですか?
私がそれを教えてあげましょう。
だけど、期待はしないでください。
目と耳を閉じているあなたにはきっと無駄なことだから。

どうか嘆かないで。
世界があなたを許さなくても、私があなたを許します。
どうか嘆かないで。
あなたが世界を許さなくても、私があなたを許します。
だから教えてください。
あなたはどうしたら、私を許してくれますか?

あなたの乾きを癒せない。
真実を欲するあなたがそれを認めないから。
あなたの乾きを癒せない。
あなたの期待する真実が存在しないから。
それでもあなたの渇きを癒したい。
あなたを砂漠に放り出したのは私なのだから。

井の中の蛙は幸せでした。
井戸の外に何も興味がなかったから。
井の中の蛙は幸せでした。
井戸の外で何があっても関係なかったから。
そしてあなたも幸せでした。
井戸の外で何があったか知らなかったから。

砂漠にビーズを落としたと少女は泣いた。
少女は百年かけて砂漠を探す。
砂漠ではなく海かもしれないと少女は泣いた。
少女は百年かけて海底を探す。
海ではなくて山かもしれないと少女は泣いた。
本当に落としたのか、疑うのにあと何年?

罪を犯すことは怖くない。
怖いのは、それを認めること。
罰を受けるのは怖くない。
怖いのは、その痛みを知ること。
世界から罪と罰はなくならない。
だって、人間は未来を知ることができないから。

一度目なら、今度こそはと私も思う。
避けられなかった惨劇に。
二度目なら、またもかと私は呆れる。
避けられなかった惨劇に。
三度目なら、呆れを越えて苦痛となる。
七度目を数えるとそろそろ喜劇になる。

井戸の外の世界が知りたくて、
私は井戸の底から這い上がろうとしました。
井戸の外の世界が知りたくて、
何度、滑り落ちて全身を打ち付けても上がり続けました。
でも気づきました。
上れば上るほどに落ちる時の高さと痛みは増すのです。
外の世界への興味と全身の痛みが同じくらいになった時、
私は初めて蛙の王さまの言葉の意味がわかりました。

井戸の外にはどんな世界が?
それは、知るために支払う苦労に見合うもの?
井戸の外にはどんな世界が?
それは、何度も墜落しても試すほどに魅力的?
井戸の外にはどんな世界が?
それを知ろうと努力して、落ちる痛みを楽しもう。
その末に至った世界なら、そこはきっと素敵な世界。
例えそこが井戸の底であったとしても。
井戸の外へ出ようとする決意が、新しい世界への鍵。
出られたって出られなくたって、
きっと新しい世界へ至れる…。

誰だって幸せに過ごす権利がある。
難しいのはその享受。
誰だって幸せに過ごす権利がある。
難しいのはその履行。
私だって幸せに過ごす権利がある。
難しいのはその妥協。
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